「Retro Pod」というiPodのインターフェースを模倣したアプリがTikTokで賞賛されていましたが、同アプリがApp Storeから削除されてしまったことが明らかになりました。
ガイドラインに違反していたのが削除理由
12月下旬から、「Retro Pod」というiPodのエミュレータアプリが、音楽ストリーミングの時代に失われたiPodの「触感、デコボコ感、振動感」を再現しているとしてTikTokで賞賛されていましたが、1月2週目に入って、視聴者から「アプリがまったく見つからない」とのコメントが寄せられていました。
今回、アプリはAppleによりApp Storeから取り下げられたことが判明しました。その理由は、App Storeガイドライン5.2.5の「既存のApple製品、既存のインターフェイス(Finderなど)、既存のApp(App Store、iTunes Store、メッセージなど)、Appleの既存広告などとの混同を招くような、類似したAppを開発することは許可されません」という項目に反していたためとみられています。
Retro Podはストアから削除されてしまったものの、Sensor Towerのデータによれば、iOSアプリのダウンロード数は443,000に達しており、「よく頑張ったほう」と米メディアThe Vergeはコメントしています。
iPod.jsというWebアプリもバイラルに
iPodのクリックホイールを使った操作画面をブラウザ上で再現したiPod.jsというWebアプリも同じくバイラルになっていますが、同アプリを実際に試してみたレビューが公開されています。
Source:The Verge
(lexi)
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