Appleが近くApple Cardサービスの一環として、Apple Card Savings(Apple Card普通預金口座)を開始する可能性が高まりました。
Appleは2022年10月にApple Card普通預金口座が近々登場するとプレスリリースで案内していましたが、未だ実現していません。
筆者のもとにも利用規約変更の通知が届く
米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者が、Apple Cardの利用規約に「Apple Card預金口座」という表現が追加されたと、Twitterで報告しています。
Apple Cardを所有する筆者のもとにも、Apple Card Supportから今朝、3月2日午前5時53分付で、カードの2月分の支払い明細とともに、「Apple Card顧客取引約諾書が更新された」との通知が届きました。
通知に含まれていた利用規約にはガーマン記者が指摘する通り、「Savings」という単語が複数箇所に使われていました。
たとえば「How you receive daily cash(デイリーキャッシュを受け取るには)」の「Daily Cash Election(デイリーキャッシュの受け取り方法)」の項目には、「たとえばデイリーキャッシュの受け取り方法には、Apple Cashや預金口座(Savings account)が含まれます」とあります。
またその下の「Make Your Daily Cash Election(デイリーキャッシュの受け取り方を選択する)」には、「このアカウントを開いた時点ですでにApple Cashまたは預金口座を所有していた場合は、自分で変更しない限り、Apple Cashまたは預金口座をデフォルトのデイリーキャッシュの受け取り先とすることができます」と書かれています。
Appleは2022年10月にApple Card普通預金口の登場を発表
Appleは2022年10月にApple Card普通預金口座について発表、デイリーキャッシュなどのリワードがその口座に直接入金可能になることを明らかにしました。
しかしこの普通預金口座に関する記述はiOS16.1リリースキャンディデート(RC)にはあったものの、正式版リリース時には削除され、以降関連する記述は見つかっていません。
Apple Cardの利用規約に追加されたことで、Apple Card普通預金口座の登場は近づいたと見てよさそうです。
とはいえこれはあくまでもアメリカの話であり、日本国内では現在もまだ、Apple Cardすら利用することができません。
Source:Mark Gurman/Twitter, Apple
Photo:Apple
(lunatic)
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