Appleは現地時間3月1日、iOS16.4ベータ版ユーザー向けにバグ修正を含む「緊急セキュリティ対応(RSR:Rapid Security Response)」アップデートを公開しました。緊急セキュリティ対応機能がiOS16で導入されて以来、3回目のアップデートとなります。
なお、1回目のアップデートは2022年11月16日に、2回目は11月28日に公開されています。
「緊急セキュリティ対応」アップデート公開
緊急セキュリティ対応では、重要なセキュリティの改善をより迅速にデバイスに適用するために、通常のソフトウェアアップデートとソフトウェアアップデートの間に自動的に適用されます。
なお、今回のアップデートはファイルサイズが小さいことから、テストアップデートである可能性が高いということです。
最新アップデートの「iOS Security Response 16.4 (a)」は、「設定」 > 「一般」 >「ソフトウェアアップデート」より入手可能です。なお、「設定」の「バージョン情報」から、インストールされているiOSのバージョンと緊急セキュリティ対応アップデートに関する情報を確認できます。
macOS Ventura13.3ベータ版向けRSRも公開
Appleは、「iOS Security Response 16.4 (a)」を公開したわずか1時間後に、macOS Ventura13.3ベータ版向けの緊急セキュリティ対応アップデートも公開しています。
今回リリースされた「macOS Rapid Security Response 13.3 (a)」は、再起動時に自動的に適用されるということです。AppleがmacOSベータ版向けにリリースした緊急セキュリティ対応アップデートは、今回が2回目となります。
1回目のアップデートでは新機能は追加されず、実際のセキュリティアップデートを実施する前に機能性を確認するためのテスト版としてリリースされました。今回のアップデートもテスト的な位置付けでリリースされている可能性があり、実際のセキュリティ修正が含まれているかどうかは不明です。
Source:MacRumors(1),(2)
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