Appleが、ノースカロライナ州シャーロットにあるApple Store「Apple Northlake Mall」を、同地域で複数の発砲事件が発生したことを受けて閉店したとBloombergが報じています。
3月1日午後4時に完全に閉店
Appleは現地時間3月1日に店舗の従業員に対し、同店舗を直ちに閉店することを伝えたということです。なお、この店舗は1日の午前中は営業しており、前日までのホームページには、営業時間の変更や閉店の予定はないと記載されていました。
Apple Northlake MallのWebサイトによると、同店は3月1日(水)午後4時に完全に閉店し、来年にはシャーロットエリアに新店舗がオープンする予定だということです。それまでの間、Appleは同エリアにある「Apple SouthPark」とオンラインストアで、チームメンバー全員が引き続シャーロットのお客様をサポートしますとしています。
Bloombergによると、最近このショッピングモールで起きた3件の発砲事件がAppleが即座に閉店を決めた一因であり、今回の措置は異例だということです。2月28日の時点では、従業員はこの店舗が閉店されることを認識しておらず、Webサイトにも近く閉店されることは言及されていませんでした。
なお、Apple Northlake Mallが閉店する前から、シャーロットに新店舗をオープンする計画は進行中だったということです。また、この店舗の従業員は、Apple SouthParkに異動するか、オンラインストアで働くことになります。
Northlake Mallで起きた発砲事件
シャーロット・メクレンバーグ警察によると、2月28日にNorthlake MallのMacy’sの外で発砲事件が発生したということです。2月に起きた発砲事件はこれで2件目で、2月5日にも同モール内で同様の事件が発生しています。
また、2022年12月にも、モール内で発砲事件が起きており、罪のない第3者を含む2名に弾が命中したということです。
Appleは閉店することを発表していますが、その理由については明らかにしていません。ただし、これだけ立て続けに銃撃事件が起きているため、顧客の安全を第一に考えた決断だと考えられます。
Source:WSOCTV.com/Yahoo!News(1),(2),(3),Bloomberg via MacRumors
Photo:Apple
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