PorscheシリーズのコックピットにGoogleソフトウェアを統合する話し合いが進められているようです。Reutersが報じています。
スマホなしでGoogleアプリが車内で利用可能に
この話し合いはあくまでGoogleとPorscheブランド間におけるもので、Volkswagen Group全体に及ぶものではなないとのことです。
実現すれば、PorscheユーザーはAndroidスマートフォンがなくても、車内で直接GoogleマップやGoogleアシスタントなどを利用できるようになります。
以前はGoogleとの提携に消極的だったPorsche
Porscheのルッツ・メシュケ最高財務責任者(CFO)は2022年10月、同社はソフトウェア開発のため、Google、Apple、Baidu、Tencent、Alibabaなどの大手IT企業にコンタクトを取っていると明かしていました。
以前は、Googleが要求する顧客データ共有量が多すぎるとして、同社との提携に消極的だったPorscheですが、方針を転換したようです。
「著名アプリとの統合は事実」広報担当者
Reutersが、PorscheがGoogleソフトウェアをコックピットに統合すると報じた日(現地時間2023年1月12日)の翌々日、Porscheの広報担当者が、GoogleやAppleなどの知名度の高いソフトウェアを統合する計画があると語りました。
ただし統合する相手先の具体的な社名については明言しませんでした。
Porscheは今年3月、AppleとiPhoneによる車載システムの操作範囲拡大に向けた協議を行っているとBlooombergが伝えていました。
Source:Reuters(1), (2)
Photo:Porsche Fremont
(lunatic)
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