TSMCが、M2の製造休止していたようです。その理由として、M2を搭載するMacBook Pro、MacBook Air、Mac miniの販売不振が指摘されていますが、M3発表に向けた買い控えも影響しているのかもしれません。
1月と2月に製造を一時休止?3月から減産して再開と噂
韓国メディアThe Elecの報道によれば、TSMCは今年1月と2月に製造したM2を後工程となるパッケージングからテストまで請け負う製造業者(OSAT:Outsourced Semiconductor Assembly and Test)に委託しなかったとのことです。
それにより在庫調整が進んだからか、3月からやっとM2の製造が後工程まで含めて再開されたとようです。ただし、製造数は計画の半分にとどまるとThe Elecは伝えています。
M3登場を見据えた買い控えの可能性は?
Appleは早ければM2後継品となるM3搭載製品を、6月の世界開発者会議(WWDC23)で発表すると噂されています。
そのため、M2搭載製品の販売不振には、M3搭載製品発表を見据えたユーザーの買い控えが起きていることも考えられます。
また、MacBook Airを除き、iPad ProなどはM1搭載製品からM2搭載製品においてデザイン変更が行われなかったのも、M2搭載製品の販売が計画以下にとどまった一因かもしれません。
Source:The Elec
Photo:Vadim Yuryev氏(@VadimYuryev)/Twitter
(FT729)
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