SamsungがiPhoneユーザー向けに、あたかもGalaxyスマホを使っているかのような体感が得られるデモツールの提供を開始しました。
とはいえ、体験できるのは当然ながらユーザーインターフェース(といっても不完全なもの)や一部のソフトウェアだけなので、これを体験したからといってiPhoneからGalaxyへと切り替える人が出てくるのかどうかはかなり疑問です。
「Galaxyを試してみよう」
Samsungが提供開始した新デモツール「Try Galaxy(Galaxyを試してみよう)」を使うと、iPhoneでGalaxyを試すことができます。
試したい方はまず、こちらのWebサイト「Try Galaxy」を訪問してください。するとQRコードとともに「このQRコードをお持ちのiPhoneで読み取ると、Galaxyを今すぐ体験できます」というメッセージが表示されます。
Samsungによるとこのアプリは、Galaxy S23シリーズ、Galaxy Z Flip4/Fold4における、SamsungのOne UI 5.1を体験するためのシミュレーションアプリとのことです。One UI 5.1というのはAndroid 13用のSamsung独自のカスタムスキンです。
実際に試してみた
筆者も実際にホーム画面に追加して、「Try Galaxy」を試してみました。
このシミュレーションアプリでは、メッセージやGalaxy S23用のUIを試すことができます。「ギャラリー」ではGoogle Pixelの目玉機能消しゴムマジックと同じ「オブジェクト消去」の説明や、Appleの「ヘルスケア」「フィットネス」と同じ「Samsung Health」、別のスマホからGalaxyスマホへの切り替えをかんたんにする「Smart Switch」などをチェックできるほか、「メッセージ」ではいくつかの偽メッセージも受け取れます。
ただしこのメッセージ、Android陣営がAppleに採用を訴えているRCSではなくSMS/MMSだというところがちょっと笑える、と米メディア9to5Googleは指摘しています。
このデモツール(シミュレーションアプリ)を体験して、iPhoneからGalaxyへ乗り換えようと思うユーザーがいるかどうかはかなり疑問ですが、iPhoneとGalaxyの違いを知るという点では役に立ちそうです。
Source:Try Galaxy via 9to5Google
(lunatic)
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