Appleが独自開発中の5Gモデムを搭載して2024年に発売されると噂されているiPhone SE(第4世代)について、発売が1年延期され2025年になるとの予想が伝えられました。
2人のアナリスト間で異なるiPhone SE(第4世代)の発売予想時期
今回の予想は、Haitong International Securitiesのアナリストであるジェフ・プー氏によるものです。
同氏は、iPhone SE(第4世代)はAppleが独自開発する5Gモデルを搭載、製造はTSMCの4nmプロセスで行われ、5Gサブ6GHzのみサポートしミリ波には対応しないと述べています。
ここまでは、アナリストのミンチー・クオ氏の予想と同じですが、iPhone SE(第4世代)の発売時期についてクオ氏が2024年と予想したのに対し、プー氏は2025年に延期されたとしている点が異なります。
中国メディアiMediaは、iPhone SE(第4世代)はiPhone13もしくはiPhone14の筐体を利用し、システム・オン・チップ(SoC)などを変更して2025年に発売されると予想していました。
iPhone16シリーズ用5Gモデムにも影響がおよぶ可能性
プー氏の予想通りであれば気になるのは、iPhone16シリーズに搭載される5Gモデムの動向です。
クオ氏は、iPhone SE(第4世代)にApple独自開発の5Gモデムが搭載された後、同年に発売されるiPhone16シリーズの1モデルにだけ同モデムが搭載されると述べていました。
iPhone SE(第4世代)の発売が2025年になるのであれば、iPhone16シリーズに搭載される5Gモデムは全て、Qualcomm Snapdragon X75 5Gモデムになるのかもしれません。
この点についてはChina Timesが2023年1月に、Appleが独自開発中の5Gモデムが実製品に搭載されるのは2025年になるとの予想を伝えていました。
各ソースの予想的中率を考慮せず単純に多数決で考えると、独自開発の5Gモデムを搭載するiPhone SE(第4世代)の発売時期は2025年になる可能性が高くなってきました。
Source:MacRumors
(FT729)
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