Appleは現地時間2023年3月6日に、Apple TV 4K(第3世代)向けにtvOS16.3.3をリリースしました。
本リリースでは、数カ月に渡ってユーザーを悩ませてきた、Siri Remoteの接続問題が解消されています。
昨年11月から訴えのあった接続問題
Appleは2022年10月に、A15 Bionicチップを搭載、HDR10+に対応した新型Apple TV 4Kを発表しました。同梱のSiri Remoteは、デザインと機能は前世代と同じですが、充電ポートはUSB-Cへと変更されています。
ところが多くのApple TVユーザーの間で、充電ポートがUSB-Cへと変更された新しいSiri Remoteが、Apple TVと同期しない問題が発生、AppleのサポートページやRedditなどに問題解決を求めるコメントが相次いでいました。
新型Apple TV 4KとUSB-Cポート搭載Siri Remoteが発売されたのは2022年11月であり、その後tvOSのアップデートは複数回行われたものの、問題は解決されていませんでした。
tvOS16.3.3でようやく解決か
それがようやく、tvOS16.3.3で解決された模様です。AppleはtvOS16.3.3のリリースノートにおいて次のように記しています。
このアップデートはSiri RemoteがApple TV 4K(第3世代)において反応しなくなる問題を解決しています(原文は英語)。
tvO16.3.3は最新のApple TV 4K(第3世代)向けにのみ、リリースされています。
対象となるのはApple TV 4K(第3世代)のみ
気になるのは、Apple TV 4K(第3世代)以外の旧式Apple TV所有者で、新しいSiri Remoteへと買い替えたユーザーからも接続問題が報告されていることです。
今回のアップデートはあくまでApple TV 4K(第3世代)を対象としているため、その他のApple TVユーザーにも同様の問題が発生している場合、解決されないことになります。
Source:9to5Mac
(lunatic)
0 Comments