ソフトバンクやフィッシング対策協議会は、ソフトバンクをかたるフィッシング詐欺のメールが増加しているとして、ユーザーに注意を呼びかけています。
ソフトバンクをかたるフィッシング行為
ソフトバンクからの重要な連絡であるかのように装ったフィッシングメールが増加しています。本文にはWebページへのリンクが貼られており、ソフトバンクの公式ページMy SoftBankに酷似した偽サイトに誘導されます。
なお、Androidからアクセスした場合には、システム警告を装った偽の画面が表示される場合があります。
ソフトバンクは、誘導先のWebページでIDやパスワードを入力してしまった場合は、速やかにパスワードを変更するよう呼び掛けています。
メールの内容
ソフトバンクは3月9日、実際に確認されたフィッシングメールの文面例を公開しました。
件名に「フトバンクより電話料金の支払いに関するお知らせ」と記載され、本文には支払いに問題があり利用制限を実施すると書かれており、受信者の不安をあおる内容となっています。また、送信者がソフトバンクであるよう偽装されています。
不審なメールやSMSを受信した場合は、本文のURLをタップすることや、メール等に返信することを避け、Google等の検索エンジンやブックマークから正規Webページを確認する必要があります。
また、ソフトバンクは「My SoftBank」を利用する際には自動ログイン機能を活用することを推奨しています。
ソフトバンクやNTTドコモ等の大手キャリアを装ったフィッシング行為は断続的に確認されており、引き続き注意が必要です。
また2023年2月にはソニー銀行をかたるフィッシングメールが急増しました。
Source:ソフトバンク, フィッシング対策協議会
(seng)
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