Appleが2021年から金融業務を中心に行うCITグループとパートナーシップを組み事業者向けに提供していたMacデバイスの貸出プログラムが終了することがわかりました。
月30ドルでM1チップ搭載MacBookを貸出
Appleの「新Macノートパソコンアップグレードプログラム(New Mac Notebook Upgrade Program)」は、月額約30ドル〜でM1チップを搭載する最新MacBookモデルのリースが行えるというものでした。
対象デバイスは、MacBook Air、13インチMacBook Pro、14インチMacBook Pro、16インチMacBook Proで、新しいモデルが出るごとにすぐに新型に乗り換えることができるのが魅力となっていました。
現在ではこのプログラムは終了しており、登録企業はAppleが提携していたCITグループの別のプログラムに加入するか、別のルートでコンピュータを手に入れる必要があります。
CITグループは、FMVリース(装置の持つリース期間満了時点の価値に着目し、物件代金からその価値を差し引いた部分のみを顧客にリース料としてに支払ってもらうスキーム)に切り替えるか、同じ月額料金で機器のリースを継続するか(ただし、買い取りオプションはなく、無期限で実行される)を事業者に求めているとのことです。
Appleは後払いサービスを開始間近
Appleは、顧客が購入額を一括ではなく6週間の期間で4回に分けて利子無しで支払うことができる新サービス「Apple Pay Later」の開始に向けて準備を進めているとされています。
新金融サービスのためにAppleはApple Financingという子会社の立ち上げも行っており、貸付自体も他社に依存しない点でApple Pay Laterはこれまでのサービスとは異なるとのことです。
Source:The Verge
(lexi)
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