Appleが2021年に発表したクラシック音楽専用アプリが、ついにApp Storeで予約注文開始となったことが明らかになりました。残念ながら、日本のApp Storeにはまだアプリは掲載されていないようです。
500万曲以上のクラシック音楽を高音質で提供
昨年末までのリリースが見込まれていたAppleのクラシック音楽専用アプリが、ようやくApp Storeに掲載されました。
AppleがTechCrunchに語ったところによれば、Primephonicをベースとした新しいApple Music Classicalアプリは、Apple Music加入者に新譜を含む500万曲以上のクラシック音楽を高音質で提供するほか、数百のキュレーションプレイリスト、数千の限定アルバム、作曲家の経歴や主要作品の深掘りといった他の機能も提供するとのことです。
クラシック作品に親しめるシンプルなインターフェース
Apple Music Classicalは、シンプルなインターフェイス上で作曲家、作品、指揮者、カタログ番号で検索し、録音を探すことができます。
音源は最大192kHz/24bitのハイレゾロスレスという高音質でストリーミングでき、何千もの録音が、Appleの没入型空間オーディオで利用できるとのことです。
作曲家の解説および高画質のデシタルポートレートも用意
Apple Music Classicalでは、作曲家に関する編集メモや主要作品の解説を読むことができます。有名な作曲家については、Appleがアーティストに依頼した高解像度のデジタルポートレートが用意されています。
ポートレートは関連するクラシック時代のカラーパレットや芸術的な参照に基づいてデザインされており、順次追加される予定だそうです。リリース当初は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、フレデリック・ショパン、ヨハン・セバスチャン・バッハのポートレートが用意されるとのことです。
日本のApp Storeでは公開されず?
Apple Music Classicalの日本語のApp Storeページはまだ公開されていないようで、アプリの対応言語も今のところ英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語のみとなっています。
アプリは3月28日にリリース予定で、利用するにはiOS15.4以降のインストールが必要になります。
Source:Apple, TechCrunch via MacRumors
(lexi)
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