Twitterのレイオフ(一時解雇)が止まりません。有料情報サイトThe Informationが、Twitterのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は現地時間2023年2月25日に、少なくとも50人の従業員を解雇した、と報じました。
今回で8回目の解雇か
マスク氏はTwitter CEOに昨年10月に就任して以来、コスト削減のため何度もレイオフを繰り返してきました。The Informationによれば今回の解雇はマスク氏のCEO就任以来少なくとも8回目です。
関係者によると、マスクCEOは2022年11月に約3,700人の従業員をレイオフしたあと、これ以上の解雇は行わないと、従業員に約束していました。
現在の従業員数は2,000人?
しかし2023年2月17日に、Twitterは広告販売部門の従業員を解雇しました。解雇された人数は不明ですが、解雇前の1月末時点では800人いたとのことです。
そしてさらに2月25日にも解雇が行われたようです。解雇された正式な人数は不明ですが、現在の従業員数は2,000人程度とみられています。
2021年12月時点での従業員数は7,500人でした。
The Informationは今回の解雇について、マスク氏のCEO就任以来激減した売上高を埋め合わせるためと伝えています。
収益増のため様々なプランに取り組むTwitter
Twitterは有料サブスクリプションプラン「Twitter Blue」の導入など、収益増に向けた取り組みを進めています。つい最近では、Twitter Blueに加入していないTwitterユーザーがSMSでの2ファクタ認証機能を使えなくなったことが、話題となりました。
また大幅な方向転換はユーザー以外にも及び、Tweetbotのようなサードパーティーアプリが締め出され、利用できなくなりました。
Source:The Information ,Financial Express ,Statista
(lunatic)
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