Apple Pencilを仮想現実(VR)におけるゲームコントローラとして利用しようとする特許が出願されたと、Patently Appleが報告しています。
米国特許商標庁(USPTO)に出願された特許には、Apple Pencilの「タップ」「ローリング」「フリック」「スワイプ」操作によりVRゲームコントローラとして動すると記されていることなどを、同メディアが解説しています。
多機能なApple Pencil(第3世代)が対応?
今回出願された特許は、複合現実(MR)ヘッドセットやiPadなどと組み合わせ、Apple PencilをVRゲームコントローラとして機能させようとする仕組みを説明したものです。
Apple Pencilが対応する操作として、「タップ」「ローリング」「フリック」「スワイプ」が記されていますので、タップ操作に対応しているApple Pencil(第2世代)以降の機能が必要になると予想されます。
ただし特許には、「VRコントローラとしてのApple Pencilには、静電容量方式や赤外線方式などの複数のセンサー類を含む」との記述がありますので、Apple Pencil(第2世代)よりも多機能なものが想定されているようです。
噂だけが先行するApple Pencil(第3世代)とヘッドセット
AppleのMRヘッドセット、Apple Pencil(第3世代)ともに以前から発表が噂されていますが未だ実現していません。
Apple Pencil(第2世代)よりも多機能なApple Pencilが発売されれば、iPadでの使い勝手も向上すると期待されます。
Source:USPTO(PDF) via Patently Apple
Photo:Luke Dormehl/YouTube
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