アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone SE(第4世代)の開発が中止されたことで、QualcommがiPhone16シリーズ用モデムを独占供給する可能性が高まったとの予想を伝えました。
iPhone SE(第4世代)の開発中止が決定か
クオ氏によれば、開発が延期されると噂されたiPhone SE(第4世代)についてサプライヤーは、Appleから「開発中止」との連絡を受けたとのことです。
iPhone SE(第4世代)の開発中止は、Qualcommにとって良い影響を与えるとクオ氏は述べています。
Appleは独自開発の5Gモデムを最初にiPhone SE(第4世代)に搭載し、その後、iPhone16シリーズに同モデムを搭載するか検討する予定でしたが、iPhone SE(第4世代)の開発中止によりその計画は破棄せざるをえないとクオ氏は考えています。
iPhone16シリーズがSnapdragon X75 5Gモデム搭載へ?
iPhone SE(第4世代)に独自開発の5Gモデムを搭載して動作検証を行うことができないことで、AppleはiPhone16シリーズにも実績のあるQualcomm製モデムを搭載する可能性が高いと、クオ氏は予想しています。
Appleが独自開発した5Gモデムを自社製品に搭載することで、Qualcommはこの市場を失い売上高が大幅に低下すると考えられていましたが、クオ氏の指摘通りであればその懸念が解消されることになります。
Source:郭明錤(Ming-Chi Kuo)/medium
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)
0 Comments