Google Pixelスマートフォンでセキュリティアップデートを行ったところ、バッテリーの消耗が激しくなり、スマホの本体が異様に熱くなるようになったとの報告が相次いでいます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Google Pixelスマホでバッテリーの消耗が激しくなり、過熱問題が発生した。
2. アップデート後にバッテリー消費量が急速に増加し、残量がなくなっていく。
3. OSを古いバージョンに戻すなどの方法を試みたものの効果がなかったという。
RedditやGoogleサポートページに問題の報告が相次ぐ
投稿型ソーシャルサイトReddit、そしてGoogleのサポートページでは、相当数のGoogle Pixelユーザーが、アップデート後にGoogle純正アプリによるバッテリー消費量が急速に増加、バッテリー残量がみるみるうちになくなっていくという現象を報告しています。またバッテリーを消耗するためか、スマホの本体が非常に熱くなるとのことです。
米メディアEngadgetに、Googleアプリがバックグラウンドで大量のバッテリーを消費している証拠を示すスクリーンショットを送信した人物はGoogle Pixel 6 Proを使用していますが、Redditなどを見るとGoogle Pixel 6/7/7 Proでも同様の問題が発生していることから、今回のトラブルはソフトウェアアップデートに起因するようです。
複数のユーザーが、Googleが2023年5月12日に配信を開始した最新アップデートが原因ではないかと推測しています。
OSを古いバージョンに戻しても効果なし
バッテリー大量消費問題に直面したユーザーの一部は、OSを古いバージョンに戻す、工場設定に戻して再インストールするなどの方法を試みたものの、効果がなかったと報告しています。
Googleは現時点でこの問題についてコメントしていません。
発売当初から問題が多発したGoogle Pixel 6シリーズ
Google Pixelの問題といえば、Google Pixel 6/6 Proにおいて、発売当初からさまざまなバグやトラブルが報告されていたことが思い出されます。
ユーザーの推測通りソフトウェアに起因するとすれば、問題を修正したアップデートの早急な配信が望まれます。
Source:Reddit,Google Support via Engadget
(lunatic)
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