日本時間2月6日にトルコ南部のシリア国境近くで大規模な地震が発生したことを受け、Appleは、同国の自社サイトを休止しています。
トルコのAppleのWebサイトが
トルコのAppleのWebサイトにアクセスすると、今世紀最大級の地震からの復興を目指す同国の人々に敬意を示すため、背景が全て黒で統一されており中心にはリボンが表示されていることが確認できます。トップページの製品の画像や説明文は全て非表示にされていますが、筆者が確認したところ、先日リニューアルされたトップメニューのカテゴリから各製品ページにアクセスすることは可能でした。9to5Macによると、AppleはシリアでApple Storeオンラインを運営していないため、トルコのWebサイトのみが休止されたということです。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は2月7日、自身のTwitterアカウントにおいて、トルコやシリア被災地に対して支援を行うと表明しました。
トルコやシリア、そして大地震の被害を受けた全ての人々に、私たちの思いと哀悼の意を送ります。Appleは救援・復興活動のために寄付を行います。
トルコで発生した地震について
6日に発生した最初の地震はマグニチュード7.8規模のもので、半日後にはマグニチュード7.5の地震が発生し、その後も余震が続いています。AFPBB Newsによると、これまでに確認された死者はトルコで1万7134人、シリアで3162人で、地震による死者は両国合わせて2万人を超えているということです。
2011年に起きた東日本大震災による被害は、死者1万5,900人、行方不明者2,525人(2021年6月10日時点)と警察庁が発表していますが、トルコで起きた地震による被害はこれを上回るものです。
既に多くの団体が募金や寄付の協力を呼びかけており、いくつかのメディアが日本から支援できる寄付先をまとめて紹介しています。
Source:警察庁,AFPBB News via 9to5Mac
Photo:Apple
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