Samsung DisplayとLG Displayが、現地時間2023年1月6日〜8日の日程で開催中のCES 2023において、折りたたみタブレットを披露しました。
折りたたみ+引き出し式でディスプレイ拡大
Samsung Displayの「Flex Hybrid」は、中央部で画面が折りたためるだけでなく、画面の右側をひっぱるとスライド式でディスプレイが10.5インチから12.4インチへ拡大するという、折りたたみ&スライド式タブレットです。
Samsung DisplayはCESのブース内においてコンセプトモデルである「Flex Hybrid」のデモを行い、ディスプレイを引き出すと表示可能なコンテンツが自動的に増える様子を披露しました。
同社はこのほかにも、右側と左側の両方を引っ張り出す形でディスプレイを13〜14インチから17.3インチへと拡大可能な「Flex Slidable Duet」も、コンセプトモデルとして出展しています。
「Flex Hybrid」「Flex Slidable Duet」はともにあくまでコンセプトを紹介するための製品であり、実際に製品化されるかどうかはわかりませんが、非常に興味深いアイディアといえます。
内側にも外側にも折りたたみ可能
LG DisplayもCES 2023に、折りたたみタブレットのコンセプトモデルを出展しました。
同社がデモしたのは17インチの折りたたみ可能な有機EL(OLED)を搭載したタブレットで、内側と外側の両方に折りたたむことができます。
LGは同コンセプトモデルについて、完全にフラットな状態にして17インチのモニターとして利用できるほか、角度をもたせた状態で片方をディスプレイ、もう片方をキーボードすればノートPC、完全に折りたためばタブレットとしても使えると説明しています。
Source:Samsung Display,LG Display via CNET
(lunatic)
0 Comments