TSMCの5nmプロセスで製造されるM2 ProおよびM2 Maxを搭載する新型MacBook Proが発表されたばかりですが、次期MacBook Pro用のAppleシリコン、M3 ProおよびM3 Maxの製造がTSMCの3nmプロセスで2024年上半期(1月〜6月)に開始されるとの予想を、アナリストのミンチー・クオ氏が伝えました。
早くも15カ月後に性能大幅アップの新型が登場!?
クオ氏によれば、M3 ProおよびM3 MaxはTSMCの改良型3nmプロセス「N3P」か「N3S」で製造されるとのことです。
M2 ProおよびM2 Maxは、TSMCの5nmプロセスで製造されているようですので、それらと比べて微細化による大幅な性能増が期待できます。
クオ氏の予想が的中した場合、次期MacBook Proは2024年第3四半期(7月〜9月)にも発売されることが予想されます。
A17 Bionicで3nmプロセスに移行開始と噂
iPhone15 Proシリーズ用A17 BionicとM3は、TSMCの改良型3nmプロセス(第1世代)である「N3E」で製造されると噂されています。
M3 ProおよびM3 Maxがそれよりも新しい「N3P」か「N3S」で製造されるのであれば、SRAMセルの面積は変わらず微細化の効果が小さい課題などが解消されることが期待されます。
(1/2)
I expect the next new MacBook Pro models, which will adopt M3 Pro/M3 Max processors made by 3nm (likely TSMC's N3P or N3S), will go to mass production in 1H24. https://t.co/8JR4LOHFVs— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) January 17, 2023
Source:郭明錤(@mingchikuo)/Twitter
Photo:Apple(米国)
(FT729)
0 Comments