発売当初、iPhone14 Pro Maxはダウンロード速度において、Samsung Galaxy S22などの競合モデルを抑え、いくつもの調査で首位の座を獲得しました。
しかし最新調査では、ダウンロード速度において3位の座に甘んじたことがわかりました。
米でダウンロード速度などを測定
インターネット接続性能評価サービス「Speedtest」を運営する米Ooklaが、米国の主要キャリアにおいて、ダウンロード速度を含むさまざまなテストを実施し、結果を公開しました。
テストの一環として、2022年第4四半期(10月〜12月)に米国で人気のあるスマートフォンを用いたダウンロード、アップロード速度の比較も行われました。
iPhone14 Pro Maxは3位に転落
Ooklaによると、2022年第3四半期(7月〜9月)にダウンロード速度が最も早かった人気スマホはiPhone14 Pro Maxでした。
しかし2022年第4半期におけるダウンロード速度トップはSamsungのGalaxy Z Fold4(147.25Mbps)、2位はGoogleのPixel 7 Pro(137.11Mbps)で、iPhone14 Pro Maxは3位(133.84Mbps)となっています。
しかもSamsungが米国で販売している全スマホと、Appleが販売中の全iPhoneのダウンロード速度の中央値を比較すると、Samsungスマホが79.43Mbpsなのに対しiPhoneは72.62Mbpsで、Samsungスマホのほうが高速であることがわかりました。
首位から3位へ転落した理由とは
これらの数字は米国のキャリア(Verizon Wireless、T-Mobile、AT&T)での調査結果であり、キャリアが違えば数字も異なる可能性があります。
また米メディア9to5Macは、第3四半期ではトップだったiPhone14 Pro Maxが第4四半期には3位となった理由の一つは、第3四半期時点よりも第4四半期のほうが、キャリアのカバーが十分でない地域におけるiPhone14 Pro Maxユーザーが増えたからかもしれない、と推測しています。
Source:Speedtest(Ookla) via 9to5Mac
(lunatic)
0 Comments